この度、東北地方太平洋沖地震で被災した方々には謹んでお悔やみ申し上げます。
今回の地震では、東京に住む私もオフィスから避難し、また電車が動かないため歩いて帰宅という事態になりました。この体験の中で有効だったサービス/情報端末を紹介し、いつ来るか分からない災害への対策になればと思います。
大手3社の携帯電話では電話やメールが使えない
3/11 14:50頃、非常階段で一服していたところ、電柱もグラグラするほどの大きな揺れを感じ、まともに歩けない状態が2分間ほど続きました。物が倒れて壁にもヒビが入り、社員全員で外へ退避ということに。
外へ出て一息つくと、ほとんどの人達がとる行動は家族や大切な人達への電話です。しかしある程度予想は出来ますが、電話は使えません。当然メールもつながりません。こんな時、どうすれば安否確認や連絡ができるでしょうか?
実際に今回の地震での体験なのですが、1時間ほど経過してもdocomo、au、softbankはどれも電話/メールがつながりませんでしたが、会社から貸与されていたWILLCOMのPHS同士で社員同士の安否確認を行う事ができました。
大手3社の携帯はユーザー数が多く、大切な通信を制限しないように通話規制されてしまうようですが、比較的ユーザー数が少ないウィルコムはどうやら繋がり易いようです。災害時に連絡がとれないことを懸念する人は、複数の携帯キャリア端末を保持しておくことをオススメします。(WILLCOMは料金も安いですし特にオススメ)
電波はあるのにメールがつながらない!そんな時はTwitterを試してみましょう
これも実体験ですが、メールも電話も反応がなく、大切な人達の安否が分からない状態だったところ、ふとiPhoneでTwitterクライアントを立ち上げてみたら多くのツイートが!! どうやら携帯キャリアが提供するメールなどはアクセスが集中して使えませんでしたが、他のネットサービスは使えたようです。試していませんが、gmailなどのWebメールも使えたかもしれませんね。
情報の混乱には注意。冷静な判断と行動を
状況が一段落してきて情報が飛び交いだすと、中には誤った情報が広まってしまい、不安をあおる結果になることに。以前、Twitterの注意点として記事にしましたが、今回も誤った情報がリツイートで広まるという問題が起こりました。官房長官の会見でも注意喚起されましたが、誤った情報に起因して救出作業にも影響が出てしまう事が懸念されます。情報の混乱はやむを得ないことかもしれませんが、やはりこういった災害時には冷静な判断/行動をとることが最も大切なことかもしれませんね。
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