引き続き写真サンプルを紹介しながらのEOS Kiss X5 レビューです。
画像をクリックするとPicasaアルバムからオリジナル写真が参照いただけます
作例4:可愛いペットを室内撮影
簡単なようで、実はカメラやレンズの性能が問われるのがペットや子供の室内撮影。おそらくコンデジで撮影するとフラッシュを炊かないと撮れないと思います。室内で動きの速いペットを奇麗に撮影するには、キヤノンやニコンのフラッグシップ機(ウン十万もする)と高額レンズが必要になってきますが、日が入る昼間、もしくは多少のノイズを我慢すればX5でも撮影できます。キットレンズではかなり暗いので明るい単焦点レンズがあるとシャッター速度を稼げていいですね。(明るいレンズ=F値の表記が小さいレンズと思えば良いです)
マカロンちゃん ソファーでぐったり
まだ日差しの入るお昼頃の撮影です
気持ち良さそうにお昼寝中のケンタくん こちらもお昼頃の撮影です。キットレンズでも余裕です。
かなり暗めの照明下で動き回るマカロンちゃん
蛍光色ではなく落ち着いた色あいの、暗めの照明(というより彼女の家が広すぎる)で撮影。このトイプードルは当ブログで頻繁に登場しますが、異常なほど元気な女の子で、かなりの速さで動くためシャッタースピードをかなり短くしないとブレてしまいます。シャッター速度優先で1/250秒にして撮った所、ISO2500まで上がりました。小さなディスプレイで見れば気になりませんが、少しノイズが出てきています
作例5:競馬場で競走馬撮影(パドック編)
3/3(土)に中山競馬場へ行ってサラブレットの撮影をしてきました。新聞と赤ペンを持ったオジサン(かくいう私も3年ほど前までは競馬ファンでした)と、大砲のような巨大望遠レンズ(ほとんどがキヤノンの白レンズ)を付けたカメラを首から2台もぶら下げるオジサンがいて、怒られないのであれば馬より人物撮影していた方が面白いかもw
この日の重賞ウィナー ワンカラット
競馬ファンならずとも、競馬場という場所はカメラ好きにとってシャッターチャンスだらけの非常に楽しい場所です。なかでも比較的簡単に競走馬を撮れる場所としてパドックが挙げられます。あまり近づきすぎると、あっという間にフレームアウトしてしまうので、少し遠目から望遠で撮るとラクに撮れました。ちなみにこちらは9番人気で見事勝利し、大波乱の一角を担ったワンカラット。改めて見直すと好気配ですね。
主役...のハズだったGI 馬 カレンチャン
昨年、女の子ながらスプリント戦線で無類の強さを見せた1番人気のカレンチャン。「わたし今日は走りたくないわ」という表情を見せていた所、案の定4着に負けちゃいました^^
作例6:競馬場で競走馬撮影(返し馬編)
返し馬はレースに向けてカメラ設定の確認用に最適で、馬だけでなく撮影者のウォーミングアップになります。レースだけでなく返し馬からパシャパシャ撮影することをお勧めします
3年前の毎日杯で脅威の鬼脚を魅せてくれたアイアンルック
最近は戦績が冴えませんが、私が競馬ファンだった頃に強く印象に残ったアイアンルック。画面一杯に納めてみました。黒鹿毛の馬は全体的に色が暗いですが、これだけアップで撮れば筋肉の隆起も確認する事ができます。
10Rの勝ち馬 サトノタイガー 気合いが伝わってきます
返し馬写真をもう一枚。アイアンルックと同じ黒鹿毛で写真サンプルとしてはバリエーションが少なく申し訳ないですが、やはり勝ち馬に敬意を払って。返し馬であれば、X5のキットレンズでも撮りたい馬をほぼ失敗無く画面一杯に納める事が出来ます。AFモードはAIサーボにして撮影しましょう。
作例7:競馬場で競走馬撮影(レース編)
いよいよレース写真です。
この時期は芝レースが少なく、レースの写真はシャッターチャンスが少ない(ダートのレースは観覧席から遠いので超望遠じゃないと撮れません)ので1日ではあまり良い写真がとれませんでしたが、カメラ性能がよく分かる作例です。
この日の10R、11Rをカメラに納めてみましたが、APS-C機の本領発揮!! キットレンズのテレ端(一番望遠側)250mmだと、フルサイズ換算で400mm望遠になるため、焦点距離はキットレンズでも十分です。
10R スピカステークス 11番タムロスカイに期待しましたが前を捉えきれず...
ゴール間際の攻防です。シャッター速度1/400秒くらいで、AIサーボAFで撮ればレース中の競走馬達を捕まえる事ができます。
11R 夕刊フジ賞オーシャンステークス(GIII) 前述のワンカラットが波乱を演出
続いてメインレースGIII。こちらはJPGではなくRAWで撮影しました。RAWだと画像サイズが大きいため、書き込み速度が遅くて連射時に引っ掛かりを感じました。X5ではレース写真のRAW撮りは性能不足を感じるかもしれません。この写真、実は前にいたオジサンが興奮で飛び跳ねた関係で、左下に頭が映り込んでしまい、かなりトリミング(画像の切り取り)しています。左下にうっすら影があるのはオジサンの頭です(泣
猛烈なスピードで走る競走馬も上記の作例のように、X5でもなんとか写真に納めることができます。撮影時のポイントとしては、場所取りが第一ですね。中山競馬場は形状から少し撮影しにくいため、競馬撮影は東京競馬場がおすすめです。
いかがだったでしょうか? デジタル一眼を検討中の方、EOS Kiss X5を検討中の方は是非参考にしてみてください。コメント欄にて質問や「こういった写真を撮ってみてほしい」など要望があれば、また追加でアップします
2 件のコメント:
はじめまして。
emmettさんの作品が好みど真ん中だったのでコメントしてしまいました。
特に作例七の一枚目。こんな躍動感溢れる写真が撮れるとは・・・
自分は主に景色や星空などを撮ってるので、この場に行ってもピンボケ量産かな(笑)
長くなりましたが、お互い楽しみながら腕を磨いていきましょう!
最後の写真を撮った時のレンズは何か教えていただけますか?
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