Benchmark - Broadwell-U搭載 Intel NUC レビューPart2

2015-03-01T04:02:00+09:00
     
 

前回に引き続き、第5世代 Intel Coreプロセッサ (Broadwell-U)を搭載したIntel NUC (NUC5i3RYH)のレビューです。

今回はベンチマークをメインにパフォーマンスについてご紹介します。

実行環境
CPUIntel Core i3-5010U (3MB Cache, 2.10GHz) 2 core,4 threads
GraphicsIntel HD Graphics 5500
MemorySlot1: ELPIDA純正 8GB DDR3L-12800, Slot2: Empty
StrageIntel 335 240GB
OSWindows 8.1 Pro 64-bit

NUC5i3RYHの詳細スペックはこちら

Windowsパフォーマンス

Windows 8.1からWindowsエクスペリエンスの表示機能が無くなってしまったため、WIN SCORE SHAREの結果を載せます。

  WIN SCORE SHARE v2.00 (free ware)
従来のWindowsエクスペリエンス機能を使った測定を可能とする定番ツール

Windows experience

Windows experience
Disk benchmark

CrystalDiskMarkのスコアです。

Xbench3   CrystalDiskMark v3.0.3b (Donation ware)
ディスクベンチマークの定番。公式キャラクター版のShizuku Editionもあります。

参考までにSSDが新品だった頃にMacBook Proで測定したものを載せます。だいぶ傷んでしまいましたので、暇な時にSecure Eraseを行ってみたいと思います。

NUC5i3RYH Intel335(2 years ago on Mac)
Diskmark IntelSSD335 on NUC5i3RYH Diskmark SSD335 randomdata
Graphics performance

今回、NUCを購入したのはテレビに接続してメディアマシンとして利用することが目的でした。

Blu-rayをリッピングしたフルHD動画の再生は問題なし。ゲームPCとしての利用は厳しいですが、標準画質ならなんとか行けそうな感じです。

3DMark スコア

3DMark の測定結果になります。さすがにIntel HD Graphics 5500のスコアサンプルは少ないようです。ちなみに新しすぎたのか、なぜかCPUが Core i5-5300Uと表示されてしまいました。

3DMark HD5500 FireStrike
Ice Storm39662
Cloud Gate4169
Sky Diver2420
Fire Strike594

HaswellモデルのIntel HD Graphics 4400等と比べても、ほとんどパフォーマンスの向上は得られませんでした。

個体不良かと気になったため、3DMarkのサイトでIntel HD Graphics 5500のスコアを調べてみましたが、私と似通ったスコアも見受けられます。ちょっと期待はずれですね。


Windows版 ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラクエ10のベンチマークスコアです。標準品質にしてギリギリですね。

1920x10801280x720
DQX Benchmark1 NUC5i3RYH DQX Benchmark2 NUC5i3RYH
Broadwellモデルの大きな変更点はM.2端子 - 今後の主流は間違いなくM.2

上記までの結果の通り、性能自体はHaswellモデルとそれほど大きく変わりませんが、最新モデルの特徴は、ストレージ用にM.2 (type.M)端子が追加された点にあります。

SATA3 (6gbps)が限界を迎えた今、高性能PCではM.2が間違いなく主流となっていくでしょう。VAIO Proや新型Thinkpadなどでは、既にM.2 SSDが採用されています。

実を言うとPCIe x4接続が可能な最速SSDのXP941を試してみたくて新型のNUC発売を待っていたのですが、XP941の後継となるSM951が量産体制に入ったというニュースを見て、今のところ購入を控えています。

PCIe M.2 SSD「SM951」量産開始、XP941より30%高速 | マイナビ

SM951は既にThinkpadへの採用も決まっているみたいだし、私も購入してみる予定なのでベンチマークは乞うご期待。


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